猫ってどうして人になつかないの?
猫好きか犬好きかのネタは誰でも一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。
犬はとても従順で飼い主に懐きます。
でも猫の場合はどんなに一緒にいる時間が長くても、子猫の時から飼っているとしても従順とはいえない、猫ならではの態度があります。
特に猫好きな人にとってそんなツンデレのような猫の態度がたまらなくかわいいと感じている人も多いはずです。
でもどうして猫は飼い主に懐かないのでしょうか。
実は猫ならではの飼い主に対しての視点が、犬とは根本的に違うのです。
猫は本当に懐かない?
猫は実は飼い主に対して絶対に懐かないということはありません。
猫を飼っている人の中には、家に帰ってくると足元をすりすりしながら歩き回る猫もいれば、飼い主と一緒のふとんで寝る猫だっています。
もちろん個体差がありますので全員とはいいきれませんが、そんな甘えん坊な猫だっています。
猫が懐きにくい人というのがいて、過度に構いすぎていたり声が大きく脅すようなしゃべり方をする人、たばこを吸う人に対して苦手だなと思ってしまう猫が多いようです。
猫はとても警戒心が強い動物なので、怖いと思ってしまうとその近くに寄り付かなくなります。
また声が低すぎる人に対しても警戒心が出てしまうといいます。
猫と人間の関係は?
猫は人間に対して親という認識では見ません。自分よりも大きな敵意のない猫だと感じているといわれています。
もともと猫は野生で生きることを望んでいるので、本能のまま自由に行動しているのです。
そのため人間に対して従順ではなく対等な存在だと思っています。
飼い猫が外で捕まえてきた鳥や虫を見せてくれることがあるのですが、実はこれ、獲物をとってきたので早くおいしい料理にしてほしいと思っているそうです。
とはいえ猫はおもちゃよりも人間と絡むのが大好きです。
もちろん過度に絡めば逃げられてしまいますが、適度に遊んだり一緒に過ごすことは、猫にとってもとても幸せなことなのです。
まとめ
猫にとって人間は親でも飼い主でもないからこそ、懐くとはちょっと違った行動をとることが多いのですね。
猫とは友達感覚で接していくのがお互いに楽しいのかもしれません。
無理にいうことを聞かせたりするのは猫にとっては逆効果になってしまいます。
それを理解できる性格ではありませんので、猫と一緒に楽しい毎日を過ごすためにも大きな友達でいてあげてくださいね。
時折見せる甘えたしぐさはとても愛らしく癒されます。
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