龍山寺とは?
龍山寺といえば台北最古のお寺でパワースポットとしても知られています。
1738年の清時代に建てられたもので台北を代表する観光スポットとしても知られ人気があるのです。
正式な名前は「マンカーロンシャンスー」といいます。
当時中国大陸の福建省から人々が移住してきた時に、生活環境が悪く疫病が流行した時期もありました。
疫病を抑えて神のご加護を祈る為に建てられました。
仏教寺院になり観音菩薩も祀っています。
「観音菩薩」
また第二次世界大戦では米軍の空襲の被害に合うこともなく残ったこともあり、観音菩薩の近くにいれば安心だと考える人が集まるようになったといいます。
龍山寺は二級古跡に指定されており、芸術的な価値の高さにも定評があります。
例えば本殿には龍が螺旋状に32組の層をなしています。
8頭の優美な姿は輪廻を象徴しているとも言われています。
また、円形天井には釘を1本も使用していないなど、国宝の一つとしても知られています。
細部にまで行き届いた彫刻の数々に、晴天の中じっくりとその素晴らしさを感じて欲しい龍山寺です。
旧暦の1日と15日やお正月になるととにかく参拝者が多く、身動きが取れないほどになりますので注意してくださいね。
龍山寺の見どころは?
龍山寺のメインは観音菩薩を祀っていますが、奥の後殿まで行くと航海の守護女神として祀られている「媽祖」や商売の神として知られる「関羽」まど、
「媽祖」
「関羽」
台湾の歴史的にも重要な人たちが一緒に祀られています。
本来観音菩薩だけを祀る寺院が多い中、台湾は1人の神様に限らずおおらかな心で一緒に祀っている寺院も多く、台湾ならではの良さもあるのではないでしょうか。
さまざまな目的で龍山寺に訪れる人も多いので、どんなお祈りも考えてくれるとなると有り難い寺院ですよね。
また龍山寺のすぐ近くには仏具街や薬草街など昔ながらの市場が多く、地元の人達で溢れています。
本来の台湾を見られるのも龍山寺の楽しみ方なのかもしれません。
台湾で有名な青草茶なども一緒に楽しんでみませんか。
あとがき
龍山寺は台湾一のパワースポットとしてもとにかく人気のあるスポットです。
アクセスも良くご利益も期待できますので、台湾に訪れた時には絶対に立ち寄りたい場所ですね。
凝った装飾品の数々に驚くこと間違いなしです。
銅雕龍柱は台湾でも唯一の銅製の龍柱としても知られていますし、本殿の天井も圧巻です。
中国宮殿式廟宇建築ならではの豪華絢爛な彫刻も楽しんでくださいね。
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