人はどうして文字(文章)を補完できるのか?

人はどうして文字(文章)を補完できるのか?

とりあえず なにもきにしないで よんでみてほしい

『こんちには みさなん おんげき ですか?

わしたは げんき です。

この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか

にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば

じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて

わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。

どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?』

…皆さんはちゃんと(?)読めたでしょうか?

これを正しく漢字も交えて改めて書き出してみると以下の通りになります。

『こんにちは皆さんお元気ですか? 私は元気です。

この文章はイギリスのケンブリッジ大学の研究の結果

人間は文字を認識する時その最初と最後の文字さえ合っていれば

順番は滅茶苦茶でもちゃんと読めるという研究に基づいて

わざと文字の順番を入れ替えてあります。

どうです?ちゃんと読めちゃうでしょ?』

この「めちゃくちゃなんだけどなんとなく読めちゃう現象」を

「タイポグリセミア(Typoglycemia)」と呼んでいます。

実は科学的、生物学的各方面において未だ正確に解明されていない現象です。

タイポグリセミアというのも俗称(通称)です。

タイポグリセミアは、ある条件下において文章中に含まれる単語の最初と最後の文字が正しれけば、その文章を読むことが可能になる現象のこと。

発祥は国外らしいですが、ケンブリッジ大学での研究は実際は行なわてれおらず、「単語の最初と最後の文字が正しれけば」という部分もあくまで仮説とされています。

タイポグリセミア

日本語でタイポグリセミア現象が発生するには、主に以下の条件が必要とされています。

・文章を6文字以下の単語のみで作成する
・単語の最初と最後の文字はそのままで、他の文字を隣の文字と入れ替える
・3文字以下の単語は、入れ替えをしない
・文字を入れ替えた単語が、別の意味を持たないこと
・文章全体の内容が予測可能なシンプルなもので、難解な文章にしない

タイポグリセミアは、英文などでも発生します。

この現象は、「文章の読み手が読解を重ねてきたことで身についた、誤字修正能力を無意識下に使う」とっいた理屈で発生していると考えられています。

そのため、海外在住の日本語覚えたての人にタイポグリセミアの発生しそうな文章を見せたとしても、正しく読むことは非常に難しいハズです。

言語の習熟度と錯覚率は比例しているということですね。

残念ながら未解決の現象

この現象は確認できているもので最も古いのが1976年に外国の大学で論文として提出されいてます。

国内でこの現象が広がったのは2004年頃、インターネットで冒頭の文章のようなものが紹介されて有名になりました。

現在では某大型掲示板やツイッターなどでも類似のものが確認できることでしょう。

また、冒頭の文章のみたいなものを自動で作成しているツールもあるので、興味がある方は『ちんゃと よゃちめう?ジェネレータ』で探してみていただきたい。

あとがき

実はこの記事内でも、意図的にひらがな・カタカナを入れ替えた部分があります。
全部で4箇所。

『 』の中はカウントに含んでいません。

「気づかなかった」という方は、是非もう1回最初から読んでみてください。

無意識に補完して読んでしまっていたかもしれませんよ。

本当、不思議ですよね。

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