犬へのしつけ
まずは、犬がおねだりする際の動き・ポーズ・行動を紹介しておきますね。
〇芸や技を勝手に行う
〇飼い主のすぐそばでお座りをする
〇飼い主を凝視する
〇飼い主の後とついてくる
〇オヤツ置き場や飼い主に向けて吠える
〇玩具を口にくわえて持ってくる
〇鼻で軽くついてくる
〇前足でちょんちょんつついてくる
犬の言う事を聞きすぎた時に起きるトラブルとは?
まず、要求がどんどん酷いものになります。そして、それが聞き入れられないとなると、暴れたり噛んだり吠えたりしてくれる恐れが。
例えば、飼い主の食事中に上で挙げたような行動(前足でつついてくるなど)をして、おねだりしてくる場合があるでしょう。そこで食べ物を分けるようなことを一回でもしてしまうと、味を占めて繰り返し要求してくるようになる可能性が高いです。
そして、それが通らない時には、噛んだり吠えたりしてくるわけです。
これがどんどんエスカレートすると、犬の意識の中で飼い主との主従関係が逆転してしまう事さえあるので気を付けましょう。
犬のおねだりをどう処理すべきか?
最適なのは「無視」です。なにがあっても言うことを聞いてはいけません。
例えば、おやつを求めていきなり芸をしたり、凝視したりしてくれるのであれば、絶対におやつを与えません。ですが、犬がおねだりをストップしたのであれば、数分後に「伏せ」や「お座り」などのシンプルな支持を出して、それができたらおやつを与えてください。
要するに「飼い主が主導権を握る」のが大切という事ですね。
「犬の行動がきっかけ」ではいけないということです。
まとめ
犬のことを大事に思っているほど、おねだりを聞き入れたくなってしまうかもしれませんが、犬のためにも自分のためにもなりませんので、心を鬼にしてください。
日頃きちんとしつけをして、「飼い主が上」と犬がきちんと理解し、信頼されているのであれば、数回に一回はおねだりを聞いても構いません、しかし、それももちろん聞き入れすぎてはいけないので気を付けてください。
犬は「自分の利益」に対する欲求がかなり強いので、「この人になら要求が通りやすい」という判断も上手に行います。
ですから、例えば「おじいちゃんおばあちゃんだけ犬に甘い」というような事があれば、その二人にばかりおねだりをするようになるので気を付けましょう。
家族で意思を統一してくださいね。
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