なぜ忙しいときに別の用事が捗るの?
テスト前とかに部屋の掃除が捗っちゃうアレ
ヤベー!明後日テストなんだけど!
…でもなんでだろう、部屋の掃除がめっちゃ捗るゥ!!
とかいう体験をしたことはありませんか?
僕は結構あります。
あれ、不思議ですよねー。
実はあの現象、名前がついていたって、皆さん知ってました?
セルフハンディキャッピング
あの現象、「セルフハンディキャッピング」と呼ばれています。
これは心理学の用語として使われていて、そちら専攻の方々は聞き覚えがあるかと思います。
僕はあまり詳しく無いので、にわか知識で申し訳ないですが、自分の自尊心を守ったりするために行なってしまうようです。
たとえばテストの前の部屋掃除を例にとれば、「テストの点数が悪くても部屋の掃除をしていたせいだ」という言い訳で、自分自身に言い訳をする。
逆にテストの点が良ければ、「部屋の掃除してたけどメッチャ点数良かったわーマジすげーわー」と地獄のミサワみたいなことを言いつつ(ドヤァ する。
人によっては無意識のうちにセルフハンディキャッピングを行なってしまう場合もあるようです。
もちろん、テスト前に部屋の片付けしてテストで良い点とっても自分が賢くなっているわけでは無いので、普通に勉強したほうが良いのは言うまでも無いですね。
2種類のセルフハンディキャッピング
セルフハンディキャッピングには、獲得的セルフハンディキャッピングと主張的セルフハンディキャッピングという2種類のものが存在する。
獲得的セルフハンディキャッピング
こちらは先ほど例にしたテスト前に部屋掃除しちゃうやつです。
自信が無いときなどに失敗した場合の言い訳として利用するための自己防衛行為として行ないます。
逆に成功した場合はドヤ顔で俺 (私)スゲーします。
主張的セルフハンディキャッピング
こちらは、「今日テストなのに全然勉強してねーわー」とか、
「昨日全然寝られなかったわー」とかいって失敗したときの保険として周囲に主張してまわることです。
獲得的セルフハンディキャッピングとは異なり、周囲からの自身への評価を守るために行ないます。
あとがき
セルフハンディキャッピング、身に覚えがある人はいますか?
よほどハートがタフじゃない限りは、大なり小なり経験があるかと思います。
周囲の評価は気になりますし、真面目にやって失敗したら結構へこみますからね。
ちなみに「掃除の時に漫画本を読んじゃうアレ」はセルフハンディキャッピングとは呼ばないらしいです。
それは多分ただのサボりでしょう。
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