犬を車に乗せてお出かけしたとき、車内でお留守番はOK?
愛犬と車でお出かけしたとき、ちょっとコンビニに寄って何か買いたい場合、一緒に車を出るのはなかなか大変ですよね。
「ちょっとお留守番していてね」と、車内に犬だけ残して車の外に出た経験がある人は多いでしょう。
今回は、車内でのお留守番に関して、大事な情報をお伝えします。
車内でのお留守番は危険?
実際のところ、自力で逃げられない犬にとって、車内でのお留守番はとても危険な状況と言えます。
具体的には以下のようなリスクが考えられます。
熱中症
第一の心配は、やはり熱中症です。
車の中の温度は、とても上がりやすいもの。特に、日差しがある日は50度以上になることも。
夏の車内に犬を残していくことはとても危険なので、絶対にやらないようにしましょう。
犬のいたずら
車内に一匹だけ残された犬は、退屈だったり不安を感じたりするものです。
そのため、思わぬ行動を起こしてしまう例も。
ケージに入っていない犬が、車のスイッチをいじったり、警笛を鳴らしてしまうこともあるんです。
事故に巻き込まれる
停車中の車に、他の車が衝突してくる事故が起こるかもしれません。
また、飼い主さんの方がトラブルに巻き込まれて、車に帰れなくなる可能性も。長時間放置された犬は衰弱してしまいます。
色々な可能性を考えると、なるべく一緒に連れて行くことがベストな対応です。
絶対に避けたいのは熱中症
人間の子どもも、車内の熱中症で命を損なうことがあります。
同じく、犬が車内放置された結果、熱中症で死亡してしまう事例が実際に起きています。
人間と違って、犬の衰弱はなかなか助ける側も動きづらいものでもあります。
夏の、エアコンを切った車内の温度は、30分で40度を超えます。
春や秋でも、日差しの強い日は、熱中症のリスクが高まります。
窓を開けて対策する方もいますが、全開にできない以上、風通しが悪くてほぼ意味がありません。
さらに、犬は人間より暑さに弱い生き物です。
熱中症の可能性は常にあるもの、と考えておくのが大事です。
まとめ
夏に数分、車内に犬を放置しただけ。それでも、犬にとっては命の危険があります。
暑いと感じる日に、車で犬をお留守番させるのは絶対にやめましょう。
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